売却すると決めたら、次にすること
あなたの住まいを探さなければなりません。実家に戻られる方もおられますが、賃貸物件を探される方も多いと思います。
賃貸物件の場合、内見から引渡しまで1か月程度でお考え頂くと良いかと思います。
入居の審査が終わり、契約手続きをしている間に、引越会社の手配、お子様がおられ学校区が変わるのであれば転校の手続きも必要です。
住まいを売却するということは、久しく賃貸物件にお住まいではないと思いますので、ここで賃貸物件探しで必要な説明をしておきます。
①連帯保証人を1名用意してほしいという管理会社が多いです。
既に年金生活に入られている方も多いかもしれませんが、親御さんが健在であればお願いしましょう。
兄弟がおられるのであればご兄弟でも良いと思います。もちろん、お仕事をされている方の方が良いですが、年金の方でも大丈夫な管理会社は多いと思います。
②家賃の保証会社の加入を必須とする管理会社も多いです。
連帯保証人を1名用意したうえで、保証会社にも加入してくださいという事です。
保証会社とは家賃が遅れるようになった際、あなたに代わって家賃を大家さんや管理会社に支払いをしてくれる会社です。弊社は福岡市ですが、福岡市内の不動産会社の大半は保証会社の利用を必須としているようです。入居時には保証会社の審査がありますが、保証会社の審査に否決となった場合、その物件に住むことは出来ません。
否決の場合は別の物件を探す事になりますが、どの保証会社で否決となったかを確認してください。
同じ保証会社では否決となる可能性が高いため、別の保証会社を利用している不動産会社の管理物件を探すということになるでしょう。
③ペットがいると選択肢は狭まります。
小型犬が1匹であれば、概ね何とか物件は見つかりますが、中・大型犬、小型犬でも2匹となると物件数が極端に減ってきます。猫ちゃんは、柱をがりがりするイメージがありますので、中・大型犬よりは物件はありますが、かなり物件は少なめです。ペットが3匹いると、物件は数える位しかありません。4匹以上いると、もはや賃貸物件には住めないとお考え頂いた方が良いと思います。 これらを知識としてお持ち頂けましたらよろしいかと思います。
④引越しシーズンは引越屋さんが忙しい。
依頼出来る引越屋さんが見つからず、引越し出来ない方がいらっしゃいます。引越難民とも呼ばれるようですが、引越シーズン(3月)は引越屋さんの仕事が一杯で、お探しするのが難しくなります。段取りよく、早めに動かれることをお勧めします。